日本にいる外国人材の囲い込みが過熱傾向

2回目の緊急事態宣言か発出され、2021年1月21日午前0時からは二国間で合意したビジネス往来も出来なくなりました。 それから約1ヵ月が過ぎ、日本に住んでいる外国人材の囲い込みが過熱してきました。


人手が不足している企業からすれば、期待していた外国人労働者が入国出来なくなったので、日本に既に住んでいる外国人の採用にシフトするのは予想できます。

日本語学校には、人材会社から頻繁に「特定技能で働きたいという学生はいますか?」という問い合わせが来ていると聞いています。
実際に当協会のパートナーの人材会社も、海外からの人材の紹介は当面は諦めて、国内に居る人材を紹介することにシフトチェンジしているところが多いですね。

そして日本に住んでいる外国人の皆さんとも話す機会がよくありますが、「どんな仕事でもいいから日本に残りたいです!」という人も一定数います。

一見するとちゃんとマッチングが成立しているような感じもしますが、こんな感じで就職すると早期の退職・転職の増加に繋がりそうで心配です。

人材の見極めがこれまで以上に重要になるので、企業側は面接力の向上が必要になりますね。
企業の人事の皆さんは、採用候補者の現在の在留資格、アルバイトしていたら働き過ぎていないかなど、細かくチェックしてくださいね!