“ビジネストラック”を理解して、渡航計画を立てましょう!

2020年6月に「近々、諸外国との往来が再開される予定」とのニュースが流れ始めてから、"ビジネストラック"や"レジデンスレジデンストラック"という言葉が出回り始めました。 渡航再開の機運が高まりつつも、「臨時便に乗れる人って誰なの?」との質問が殺到するくらい、情報が一部の人にしか行き渡っていない、まだまだ正常化には程遠い状態にいます。
ところが8月中旬くらいから、各国政府、各航空会社が往来、運航再開に向けてのスケジュールや感染対策のルールなどを具体的に発表し始めたので、いよいよ往来が再開となりそうですね。 そんな状況だからこそ、"ビジネス・トラック"について、理解を深めて下さい。

↑こちらが外務省のホームページで当件に関する事柄が掲載されているページです。 ここにも記載されていますが、要点を以下にまとめます。

◆ビジネストラックとは
主にビジネス目的での"短期出張者用"のスキームです。
14日間等の自宅等待機期間があるものの、その期間中でも条件を満たせば行動範囲を限定した形でビジネス活動が可能になるということです。 要は、短期の出張者が14日間とか21日間という自宅等待機をしていたら仕事に全くならないので、一定の条件を満たせば限定はされるけどビジネス活動が出来ますよ!ということです。

◆レジデンストラックとは
主に"駐在員や長期滞在者用"のスキームです。
短期滞在者と比べるとある程度時間的な余裕があるので、14日間等の自宅等待機は維持する代わりに、ビジネストラックで要求されるような活動計画書などの提出をしなくていいというようなスキームです。

この手の情報にはかなり敏感になってください!
国により入国時に課されるルールが違います。渡航前に日本でPCR検査を受けることを義務付けるケースでも、検査を受ける医療機関があらかじめ指定されている事があります。 自宅近くのクリニックで自費でPCR検査をしても、その検査結果を使えないなんてことになることがあるので、事前に必ず外務省のホームページをチェックしてください。
最新かつ正確な情報を得るために、外務省などの公的機関のホームページを閲覧する習慣をつけることをお勧めします。
人材の採用目的等で渡航を検討中の方で、ご質問等がある方は当協会のメールアドレスへご連絡ください。